2002年10月22日「風のささやき」

こんにちは。編集部です。前回に引き続き山田せつ子さんの「彩(いろ)くばりのすすめ(2)」です。
(「彩くばりのすすめ(0)」はこちら→http://www.g-kaze.com/index/sasayaki/yamada_1001.htm
(「彩くばりのすすめ(1)」はこちら→http://www.g-kaze.com/index/sasayaki/yamada_1015.html

ここではご紹介できないのですが、10月19日に山田せつ子さんのエッセイが産経新聞に掲載されたそうです。テーマは「激安」。(チャンスがあればぜひお読みくださいませ・・ 著作権の問題でご紹介できないのが残念です)

彩(いろ)くばりのすすめ(2)

短期大学非常勤講師
山田せつ子さん 

印象、イメージと申しますと何かと難しく考えられる方が多いと思いますが”あの人と波長が合う、合わない”という言葉はいつも使わ れているのではないでしょうか。色は波長で表されていますのでその波長とは色だと私は思います。
 見かけよりも中身重視の日本 ですが(私は嫌いではありません)その中身を知っていただくには 自分の持つ波長、色が大きく影響していると言っても過言ではないでしょう。人との交流の上手下手を知るにもまず自分の色、波長を 知る事を私はお勧め致します。一人一人が自分の色を持ちその色 によって個性が作られています。まだ記憶に新しいと思いますが亡くなられた双子の姉妹の金さん、銀さんもそれぞれが違った色を お持ちだったのではないでしょうか。自分の印象、イメージ、個性を 知るにはまず自分の色を知ることが一番簡単な方法だと私は気づ きこの色道に入りました。

 まず色には無彩色、有彩色があります。 無彩色とは白、黒、灰色、有彩色とは赤、オレンジ、黄、緑、青、紫 等々の色を指しております。これを色相と呼び我々の心理面、生理 面に大きな影響を与えております。 
 そしてそれぞれの色相に明るい色や暗い色があります。(例えば明るい赤や暗い赤があるように)この明暗の度合いを明度と呼び色相と同様人の感情に大きく影響を 与えております。明るい色からは楽しさ、新鮮さ、暗い色からは陰気、 淋しさを人の心に感じさせます。
  その上色には鮮やかさや輝きもあり その度合いを彩度と呼びます。この度合いによって軽薄さ、高級感 などのイメージが作られるのです。このように色は色相、明度、彩度 の三つの要素で無数のイメージが構成されていると考えて下さい。
 自分の色を知るという事はこの色相、明度、彩度の三次元で自分 探しをする事です。一度チャレンジしてみませんか?

編集後記

山田せつ子さんにおうかがいしたところ、人は何色を身に付けるかによって性格を演出できたりするそうです。
「なるほどな・・」と思いました。私だけかも知れませんが、赤を着ている時は積極的になり、グレーや茶色を着ているときは控えめになっている気がします。昔から赤が似合うと言われていたので、自信があるのだと思います。
とその話を前回のメルマガに掲載したところ、「そうか?」と言われてしまいましたが・・・(笑)
(赤が似合うと言われていたんです、若かった頃は・・・・)
歳と共に似合う色が変わっているのかも知れません。皆さんも、”自分の色”を探してみませんか?


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