2002年08月27日「風のささやき」
編集部より----------------------------------------------------------------------
大阪は暑さがぶり返して、また不快感との戦いです。
とは言え、夜聞こえる虫の声は秋を感じさせます。 皆さんも小さい秋見つけました??

今回は、短期大学の非常勤講師の山田せつ子さんから頂いたエッセイをお楽しみ下さい。

五感を鈍らすおせっかい

2002年8月27日
短期大学非常勤講師
山田せつ子さん

多くの日本人から五感という感覚が最近は鈍ってきたのではないでしょうか?
余りにもお節介過ぎる表示や指示を見たり聞いたりする度に、生まれながらにして持ち合わせている五感なしでも十分に生きられる人間を ”親切もどき社会”が加担しているように見えるのは私だけでしょうか?

イラスト(オンラインにしてご覧下さい) 五感や脳がなくても生きられる社会は果して幸せといえるでしょうか?

  食品業界の多くの不祥事で何もかもが信じられなくなりました。 ブランド名のウソ、賞味期限のウソ、 添加物のウソ等々、消費者はそろそろ人も動物であるという原点に もどり自分の五感を信じて生きようではありませんか?

五感は日々のトレーニング無しでは鈍ります。 人も動物です。五感を十分に持ち合わせております。本来五感はコンピューターよりも賢くて信じられるものです。 鈍ってきております五感をもう一度復活させ磨き直して、自分の口に入れるものだけでも自分の五感で決めたいと改めて思う今日この頃です。

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