風の会代表　河本　雪夫 もどる
折りにふれ、ふと口づさんだ川柳（自称）は心をなごましてくれます。 　一日何句という義務感ではなく、人の気持ちに触れるものが、一句でも あれば、という思いで駄作をメモしては消すということを繰り返しています。その中から選び出したものが次の拙吟です。 気に止めて貰える句が、一句でもあれば幸いです。
	コスモスの 　　 中にひっそり野の仏
	拝まれて 　　拝んで野にある仏たち
	煩悩を 　 　捨てて温和な野の仏
	煩悩が 　 　ふっと消え、さとりをかい間見る
	慈悲いっぱい 　　 天地一杯南無観世音
	ありがたい 　　 孫に歯が生え物を云い
	税金を 　　 払う頭を下げにゆき
	人生の 　　 幕間か俺の闘病記
2001年11月27日 風の会代表　河本　雪夫
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