高齢化社会を軽やかに
2001年7月24日
 もどる


 いま、日本を取り巻く環境は、かなり悲観的な見方が多いのは、 マスコミなどの情報を通 じていやと云うほど感じているところです。 実際、報道されている通りの日本であれば、この国の近い将来は、大変なことになるように思われます。 例えば、環境問題、教育力の低下、不良債権処理、政治不信、汚職、少子高齢化・・・  しかし、ひるがえって考えてみれば、これらのことはそれ自体で 独立して、勝手に発生したものではないと云うことです。 一言で云えば、庶民を含め、マスコミ、政治、教育等々の、複合した 情報がそんな雰囲気を作っている面 もあります。
 一方で高齢化する社会の到来が、いろいろ議論されていますが、 その解決策は、高齢者と云われる人たちが、キーを握っていると思います。 つまり高齢者が、高齢者をサポートするシステムです。  高齢者と云われる、65歳以上の人達は、場と機会があれば、 自分がこれまで蓄積した、知識、技能、経験が、社会に受け入れられ、 しかも個性豊かに、自分らしさの実現と、尊厳を持って生きることを 望んでいるはずです。  このための受け皿として、 ・ 孤独にならないための場づくり ・ こころと身体の健康増進 ・ 多少収入を得る方法 を提供する場があれば、願うものです。
 人生の第2ステージを豊かに生きる為の様々な活動を、創造、提供、 支援する場として、ゴールデンエイジ・ネットワーク"風の会"を運営しています。  この活動は、自分、家族、社会に思いやりを持つことによって、少しでも明るい高齢化社会を目指すためのものです。

 河本 雪夫
 もどる