2002年05月21日
「全ての縁は父母にあり」
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全ての縁は父母にあり2002年5月21日 |
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自分の生きる道を大きく変えた出会いがあった。 人事担当の立場で、社員の人たちがよりよい人間関係を持ってくれるにはどうすればいいかと悩んでいた。 あるセミナーに参加して人間関係をよくするのに、こんな具体的なノウハウというものがあるのかと、目からウロコが落ちる思いであった。そのノウハウを学ぶうちに、それがこうじてオンリーワンを自認する新聞発行を業とするようになってしまった。 糊口をしのぎながら、はや一昔を過ぎてしまったのだが、それはオンリーワンを認めて下さる人達があったればこそ、と感謝の念でいっぱいだ。 もとはといえば、そのノウハウを伝授してくださった師との出会いがなければ、今すでに、ある企業を退職して毎日が日曜日の状態で何かを手掛けていたかもしれない。 その出会いがあったことで、いまだに一人の開発途上人間として、第一線で喜々として働いていられる。 その師との出会いは、どなたのお蔭かと考えてみると、あの人がいて、その前にあの方がいて、というように遡ることができる。 そして行き着くところは、父母である。 縁ということを改めて考えてみた。 自分が大きな影響を受けた縁から遡っていくと、結局は父母あっての縁ということが不思議に思えながら、当然であるとも思える。 自らの原点は父母であり、その父母を遡ると祖先である。その祖先があって自分があるのだから、祖先を敬うことがいかに大切なことかが分かる。 この稿を書きながら、今は亡き父母を日々敬うことが、いまのご縁を大切にすることになることも新たに教えられた思いである。この大きな気づきを頂いたご縁にも感謝せずにはいられない。
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